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| ステージ別乳がんの治療方法 |

再発乳がん

乳房のしこりに対する初期治療を行った後、乳がんが再び出てくることを「再発」といいます。 通常は他の臓器に出てくること(「転移」と呼びます)を指し、IV期の乳がんとあわせて「転移性乳がん」と呼びます。
手術をした乳房の領域に出てくることは「局所・領域再発」と呼んで区別します。

このステージでの治療法

乳がんの手術をした場所やその近くだけに再発した場合(局所再発)には、その部分だけを手術で切除したり、放射線治療を行ったりすることもあります。
遠隔転移が認められた場合には、がんは全身に広がっているので、原則として全身治療すなわち薬物療法を行い、全身に散らばったがんがふえるのを抑える必要があります。 薬の治療は、がんの広がりや乳がんの性質に応じて選択されます。 がんが遠隔転移をきたしている場合には病気を完全に治すことは困難です。
がんの進行を抑えることと、転移によって出る痛みなどの症状を和らげ、なるべく日常生活を支障なく送ることができるようにすることが治療の目的となります。治療にあたっては治療効果と副作用のバランス、そして何よりも患者さん自身の価値観が重要です。日ごろから担当医とよくコミュニケーションをとり信頼関係を築くことが非常に大切です。
症状をとるためには、全身的な薬物療法の他に病状に応じて局所療法も行います。
痛みや骨折、神経圧迫の危険のある骨転移部位に放射線治療を行ったり、がん性胸水、腹水により呼吸困難や腹部の張りが強いときには、針を刺して水を抜いたりします。 骨転移により神経が圧迫されたり、骨折した場合には整形外科的手術が行われることもあります。
また、脳に転移した場合には放射線療法や手術が行われることもあります。



国立がんセンターがん対策情報センターより抜粋